The Danish Girlリリーのすべて の公式予告編:
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実在した性転換女性の
半生を描く
2015年の前半、オリンピックの英雄だったブルース・ジェナーが男性から女性に性転換したニュースは全米を驚かせた。一方、この映画で描かれる主人公は、 世間の理解が得られない時代、20世紀の前半にデンマークに実在していた、男性から女性への性転換手術を受けた画家。同作の監督は「キングススピーチ」や「レ・ミゼラブル」を手掛けた名匠、トム・フーパー。先行公開されたベネチア映画祭ではフーパーが金の獅子賞を受賞。ハリウッド映画祭でも監督と女優が最高賞を受賞した。
デンマークの首都コペンハーゲン。画家のアイナーは、同じく画家で妻のゲルダに女性として絵のポーズをとるように言われる。その時から女性の姿で暮らす衝動を抑えきれなくなったアイナーは、リリという別名で隠れて女性として行動するようになる。やがて、女装だけでは飽き足らなくなり、遂に当時まだほとんど行われていなかった性転換手術を受ける決心をする。その決意を悩んだ末に受け入れた妻のガイダのもとを離れ、アイナーはリリとして新たな人生を踏み出す。