またも営業時間の短縮や休業を要請された飲食店業界ですが、ネットでポップも沢山の飲食店業界のお客様からのご注文で成り立っているので、レストラン、居酒屋、バーに儲かっていただかないと・・・。という思いです。
いままで通りの売り上げに近づけることは難しいとしても、テイクアウトやデリバリ―サービスを導入するなど、できることは何でもやって、少しでも売上をカバーしようとする飲食店様が多く見られます。
Uber Eatsの加盟店手数料は売上の35%と割高感もあるようで、全面的にUber Eatsを・・という訳にはいかないというお話を聞きます。
Uber Eatsアプリ内での上位表示
Uber Eatsに掲載したとしても、独自の評価システムにて露出度が決定されています。
- オンライン率
- メニュー数
- 写真数
- 商品詳細
- 受注率
- キャンセル率
などです。これらの指標によって評価され、上位に表示されるためには、かなりの知識、研究といった時間と労力を強いられそうです。
このブログでは、こういったアプリ内の露出を上げる方策ではなく、Uber Eatsへの導線を増やす方法で、既存のお客様や、近隣の方々、見込み客に対して、あなたの店のメニューがUber Eatsで注文できることを知らせる方法です。無論、Uber Eats に対して力を入れるなら、アプリ内での上位表示は避けて通れないのですが、まずは既存のお客様に可能な限りお知らせする。これが「Uber Eatsで売上を上げる」ための第一歩となります。
店頭POPを用意して掲示する
Uber Eats(ウーバーイーツ)でご注文できます。というポスター、ポップを掲示します。この時、お店のメニューを直接表示することができるように、QRコードを付けた店頭ポップが有効です。また、閉店して閉じたシャッターにも掲示することも検討します。
ウーバーイーツの店頭ポップ無料作成ツールは下記からご利用いただけます。
名刺サイズのカード メニューチラシ
名刺サイズのカードかメニューチラシを用意し、お会計の際に手渡しする。こちらにも、確実に直接お店のメニューに誘導するように、QRコードを必ずくっ付けます。レジに設置して、欲しい人に持って行ってもらうよりも、会計をする人が手渡しする方が圧倒的に効果的です。
お店からのレターを用意
気に入っていただけたら、ぜひともまたご注文ください。ということをはっきり伝えるレターをお礼と共に記したQRコード入りレターを用意して、注文のパッケージに忍ばせる。そうすると、「どこで頼んだの?」と質問された時、その手紙またはカードを手渡してもらえるはずです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)アプリ最適化以外のオンライン対策
オフラインで、POPとチラシ・カードを用意したなら、次はネット対策を講じてUber Eatsへの導線を増やします。対策としては下記のようなことが考えられます。
- ウェブサイトにUber Eatsメニューを表示するQRコードを追加する
- ブログページにUber Eatsメニューを表示するQRコードを追加する
- メールの署名欄に、Uber Eatsメニューを表示するURLを加える
- メニュー画面に誘導するURLを付けた写真を、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどで定期的に投稿する
- ラインの友達全員に、メニューのURLをお知らせする
いま思いつくのはこんなところです。なにか抜けていたら、下記コメントでお知らせください。
ここで書いたことは、現在リーチ可能なお客様に Uber Eats(ウーバーイーツ) を紹介することです。このことに迷いを感じている方も多いと思いますで、メリットとデメリットを整理しておきます。
メリット
- アプリで簡単に注文できる
- 注文が簡単なのでリピートが発生しやすい
- アプリ内からの新規オーダーが期待できる
デメリット
- 別のお店に誘導されてしまうリスクがある
- 受注をもらっても35%の手数料では利益が薄い
メリットとデメリットの比較検討は既に行われ、ウーバーイーツの利用を開始されたことでしょうからいうまでもないことです。
まずは、簡単にできることから、ひとつづつやっていくことが肝要です。